同じように言った言葉でも、精神状態によって言い方が変わる
例えば「ごめんなさい」という言葉は、文字にすれば1パターンしかありませんが、音読すると何通りもの意味を持たすことが出来ます。
- 文字と同じ意味での「ごめんなさい」
- とりあえず言ってみただけの「ごめんなさい」
- ほぼ嫌味の「ごめんなさい」
いつもどおり言ったはずの「ごめんなさい」の中にも、自分では気づかない感情のノイズを混ぜてしまっているかもしれません。
同じように言われた言葉でも、精神状態によって解釈が変わる
疲労やストレスが、神経を過敏にします。
例えば、嗅覚。ストレスが溜まっていると嗅覚が鋭くなるそうです。
(私もそうなります。)
また、触覚も敏感になるそうです。
普段は気にならないのに、首から下げているストラップが鬱陶しく感じることはないでしょうか?
そんなとき、普段よりも疲労を感じているのかもしれません。
これは何故なのか考えてみました。
そもそも人間は動物です。
疲労が溜まっているときに外敵に出会ってしまうと、戦っても負けてしまう可能性が高くなります。
なので、疲労が溜まっているときは、感覚を鋭敏にし、すぐに逃げ出せるようにしているのだと思います。
その他にも、寝不足や空腹時にイライラしがちになったりします。
何かが足りていない、満たされていないという状況は、イライラを誘発しやすいようです。
同じように言った言われた言葉でも、精神状態によって意味が変わる
上記二つは、別々であれば大した問題にならないかもしれないです。
しかしながら、コミュニケーションを取る二人がお互いにイライラしている状態であれば、ノイズを混ぜたり、ノイズを読み取ってしまうかもしれません。
ケンカして、謝ったのに「そんな言い方ないだろ?」と言われたことや言ったことがあるのではないかと思います。
そんな影響を与えていたり、受けていることを覚えておいて損はないでしょう。