人より劣っていると思い込むことを、劣等感と言います。
実際には、劣っている部分もあれば、優れている部分もあるのが人間です。
ただそれはとても普通のことです。
10年間野球をしている人と今日野球を始めた人と同じ能力が訳がないことを考えれば明らかです。
しかし、劣等感を持つと、自分には価値がないと思い込んでしまうのです。
思い込んだらカラーバス効果によってがんじがらめになります。
何故、こういうことになるかと言うと。
経験的に「どうせ愛を得られないだろう」と思いこんでしまうからです。
つまり、愛を得られなかった経験が、劣等感に繋がるのだと思います。
例えば子供の頃は、自分の言い分を聞いてもらえないことが多々あります。
忙しくて聞いている暇がないから。
経験が少ないから。
知識が少ないから。
場合によっては、小さいからかもしれません。
さらに言えば。
劣等感を植え付けることで、管理するという手段が多く使われているのも重大な理由です。
これは学校や職場で日常的に行われていることです。
「お前はできないのだから、私の言うことを聞きなさい」という態度のことです。