どれだけ問題を解決しても、行き詰ってしまうことがあります。
これ以上打つ手なし。
かつ、問題を回避できないことが明確。
という状態です。
これを回避する方法があります。
それは「ルールを変える」のです。
これはゲーム理論の考え方に基づきます。
ゲーム理論とは、ゲームの勝ち方を考える学問です。
例えば、#を書いて〇と×を交互に書き、縦横斜め、どれか一列がそろったら勝ち、というゲーム。(以下、○×ゲーム)
誰もがやったことがあると思います。
この○×ゲームは、必勝法はありません。
しかし、必ず負けない方法はあります。
ミスをしなければ、引き分けに持ち込めるゲームなのです。
言ってみれば、打つ手なしの状態です。
ゲーム理論では、こういった場合、ルールを変えなさいと言っています。
例えば「一手ずつ交互」というルールを「二手ずつ交互」に変えれば、引き分け以外の結果になる…ような気がします。
ルールを変えるのは簡単なことではないでしょう。
でも、無理だと諦めたら結果は確定です。
ここでも、報連相(報告・連絡・相談)が活躍するのではないでしょうか。
ゲーム理論は、とても面白いと思います。
興味はある方は、こちらの書籍をどうぞ。
『ゲーム理論トレーニング』
また、私はドラマ版しか見たことないですが。
こちらはまさにゲーム理論のお話になっていますので、興味がある方はぜひ。
『ライアーゲーム DVD BOX 』
ゲーム理論を知っていると知らないとでは、政治の理解度は大きく変わると思いますので。
もしかしたら、将来的に必須の学問になるかもしれません。