「好き」「興味がある」が、まだ見つかってない方もいるかもしれません。
そんな方には、自分探しをおすすめします。
でも、旅に出る必要はありません。
おうちで、できます。
ところで、自分探しって何をするのか考えたことはありますか?
あれは、つまり、自分のやりたいこと探しなんです。
やりたいことを見つけるのって実は難しいのです。
やりたいことというのは、つまり「好き」「興味がある」を指します。
というのも、どうやら「好き」「興味がある」という感情はそんなに強いものではなく、ふんわりとしているものです。
(幸福な気分ってそういう感じですよね)
一方で、「嫌い」「興味がない」という感情は、それなりに強く、すぐに気づけます。
(拒絶反応なんかまさにそうですね)
これを使って、自分探しをする本がベストセラーになっています。
『人生がときめく片づけの魔法』です。
ご存知の方も多いと思います。
ざっくりと、手順を説明しますと。
まずは、家じゅうの本を集めて床に並べます。
その中で、ときめくものだけを残し、ときめかないものを捨てます。
これだけです。
ここでしたいことというのは。
家の中に自分の「好きなことの本」「興味があることの本」があると仮定し、それを判断するために、ときめくかときめかないかで判別するのです。
嫌いなものだったら、家に置いてないですしね。置いてたとしてもきっと捨てるでしょう。
ちなみに、この手順ではうまくいかないこともあります。
私の友人の好きなことは「緑道を歩くこと」でしたが、地図を持っていなかったため、気づくことができませんでした。
どうしてうまくいかないのか、話を聞いていたところ、友人は「休み時間にずっとGoogleマップを見てる」と言っていました。
そこで初めて「緑道好き」が発覚しました。
『え、みんな緑道好きでしょ?』と言われ、ちょっと悩んで『考えたことなかった』と伝えました。
「好き」「興味がある」ってやはり分かりづらいんですよね。
本人にとってはとても当たり前のことになっているし、それで不快になることも少ないので。
ちなみに、私の「好き」は、何度も書いてますが「考え事」です。
考えすぎて吐きそうになることもしばしばあったので、比較的簡単に気づけました。