「根本原因となる問題」そして「ループになっている問題」を解決すれば、ボトルネックが解決したということになります。
すると、今度は別の場所がボトルネックになります。
そこを解決すると、また別の場所がボトルネックになります。
これはどういうことかと言いますと。
複雑な問題は、一番目のボトルネック。二番目のボトルネック。三番目のボトルネックという風に、問題点が並んでいます。
一番目のボトルネックが解消すると、二番目のものが一番目に格上げされるのです。
パッと見では問題がなくならないように感じるかもしれませんが、問題の全体像が見えていれば自明なことです。
これら問題をどんどん解決していくと、問題がすべて消えることになります。
入り組んだ問題は場当たり的に解決するのではなく、全体像を把握し、順序良く解決していく必要があるということを表しています。